おはようございます。こんにちは。こんばんは。40代サラリーマンのやすべえです。
今回は、美術館・博物館好きの妻からのリクエストで、先日の休日を使い家族で訪れた文京区にある東洋文庫ミュージアムについての話しを書きたいと思います。
東洋文庫ミュージアムと聞き、パっと、あ、あれね…。といった具合に、思いついた方は、いらっしゃいましたでしょうか?
はてなブログの利用者の多くは、書籍などが好きな方も多いかもしれませんので、意外とご存じの方が多いのでしょうか?
妻から印刷博物館の話しを聞いた時もそうでしたが、まあ、ミュージアムというぐらいなので、本に関する博物館なんだろうなぁ…とは想像はつきましたが、私自身は、正直、何それ?といった反応でした。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、知らない方もいるかと思いますので、東洋文庫について、公式サイトから引用させていただきます。
東洋文庫とは
東洋文庫は東洋学の研究図書館です。三菱第三代当主岩崎久彌氏が1924年に設立した、東洋学分野での日本最古・最大の研究図書館であり、世界5大東洋学研究図書館の一つに数えられております。その蔵書数は国宝5点、重要文化財7点を含む約100万冊であり、内訳は、漢籍40%、洋書30%、和書20%、他アジア言語(韓・越・梵・イラン・トルコ・アラビア語等)10%です。
引用:沿革・略史 - 公益財団法人 東洋文庫より
東洋文庫ミュージアムについて、少しはご理解頂けましたでしょうか?
本文の最後に東洋文庫ミュージアムの基本情報は書かせていただきますが、ミュージアムの入場料が通常は大人900円のところ、以下のサイトで事前に購入していただきますと800円になり、11%もお得に購入することが出来ます。(2020年12月15現在)
もし、行ってみたいなぁ…。と思われている方がいましたら、ぜひご利用ください。
東洋文庫ミュージアムへの行き方
まずはじめに東洋文庫ミュージアムへの行き方ですが、JR・東京メトロ南北線の「駒込駅」から徒歩8分、都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩7分と、いづれの駅からも少し歩いたところに位置します。
今回、私たち家族が利用したルートは、自宅最寄駅から乗り換えを考え、JR山手線が便利だったため、駒込駅からのルートで東洋文庫ミュージアムへ向かいました。
Google Mapの行き方機能を使い、以下に貼り付けておきます。
前述の徒歩での時間は、東洋文庫ミュージアムの公式サイトから引用させていただき約8分と書かせていただきましたが、Google Mapでは地下道出口からカウントの為、約6分との表示されています。
駅から六義園沿いに本郷通り進み、上富士前交差点から見えるイチョウ並木がキレイだったので、切り撮った写真が以下の写真です。
上富士前交差点を渡り、左に道沿いを歩くと東洋文庫ミュージアムが見えてきます。
こちらに関しては、現在、事前予約等はなくとも開館時間内であれば、入場することが可能です。
新型コロナウィルス感染予防対策として、検温、アルコールでの手・指の消毒を済ませてからの入館となります。
東洋文庫ミュージアム内について
因みに、館内は、フラッシュをたかなければ、カメラ撮影は可との事でしたので、館内の写真も撮らせていただきましたので、順にアップしていきたいと思います。
受付、ミュージアムショップを抜け、最初に飛び込んでくるのが、以下の景色になります。
2階に続く階段と、1階の展示スペースになります。
1階の展示スペースでは、この時は、新型コロナウィルスに因んでか、疫病に関係した文献が展示されていました。
メイン展示スペースのある2階に上がる階段を上りたいと思います。
モリソン書庫
階段を上りきり、見る光景がこちらになります。
本、本、本……。
左右、正面と書籍だらけ。こちらの本棚が3層(階)に渡ってぎっしり並べられています。雑誌などで一度は目にしたこともがある方も、いるのではないでしょうか?
こちらが、この東洋文庫ミュージアムの代名詞的存在モリソン書庫になります。
因みに、モリソン書庫について、設置されていたガイドには以下のように書かれています。
モリソン書庫へようこそ!
足元から天井までぎっしりの本、本・・・。オーストラリア人ジャーナリストのG.Eモリゾン(1862−1920年)が収集した24,000冊の書籍となります。
モリゾンはロンドンタイムズの通信員として北京に駐在し、中華民国総統府の顧問も務め、20年に及ぶ滞在中、主に欧文で書かれた東洋に関する質の高い書籍を収集しました(モリゾン文庫)。
1917年、三菱第3代当主の岩崎久彌は彼のコレクションを一括購入し(現在の価値で70億円)、後の東洋文庫のコレクションの目玉としました。モリソン文庫に含まれる本には全てモリソンの蔵書票が貼られています。
ミュージアムの開館に伴い、類まれなるモリソンの大コレクションが一堂に会することになりました。まるで本の森に迷い込んだかのような格別のひとときをご堪能ください。
引用:店頭設置の案内文より
また、モリソン書庫は常設展示になりますが、その他にも企画展があるようで、私が訪れた際は、「岩崎文庫の名品―東洋の叡智と美」というテーマの企画が展示されており、こちらは2021年1月17日(日)までの開催のようです。
そちらも、見てきましたので館内写真が中心となりますが、順にアップしていきたいと思います。
先程のモリソン書庫のコーナーを抜けた先が企画展のコーナーになります。
下の写真は、モリソン書庫の真裏に位置し、細い通路を抜け企画展の違うブースへと向かいます。
途中、歴史の教科書などで見にした、杉田玄白が訳した解体新書なども展示されていました。
企画展示ブースをぐるっとひと回りする事により、またモリソン書庫へと戻ります。
とにかく、書籍の多さに驚かされるモリソン書庫は圧巻です。ぜひ、近くに立ち寄られる機会がありましたら、訪れてみてください。
東洋文庫ミュージアムの基本情報
【名称】:東洋文庫ミュージアム
【所在地】:〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
【TEL】:03-3942-0280(ミュージアム)
03-3942-0400(オリエント・カフェ)
【アクセス】:JR・東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩8分
都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩7分
都営バス上58系統・茶51系統「上富士前」から徒歩1分
【休館日】:毎週火曜日
(ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、水曜日が休館)
年末年始、その他、臨時に開館・休館することがあります。
【開館時間】:10:00〜17:00(入館は16:30まで)※当面の間
【入場料】:一般 900円、65歳以上 800円、大学生 700円、
中・高校生 600円、小学生 290円
団体割引 20%(20名以上)
障がい者 350円 (付き添いは1名まで350円)
【施設面積】:約700㎡
(ミュージアム、ショップ、レストラン等を含む)
【URL】:www.toyo-bunko.or.jp/museum/
【駐車スペース】:普通車8台まで。
大型バス2台まで駐車可能(大型バスのみ要予約)
【ショップ】:マルコ・ポーロ 10:00〜17:00
【レストラン】:オリエント・カフェ11:30〜21:30
東洋文庫の周辺地図
今回の撮影で使用したカメラとレンズ
OLYMPUS 標準ズームレンズ ED 12-40mm F2.8 防塵 防滴 マイクロフォーサーズ用 M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: エレクトロニクス
さいごに
本来は、併設するお庭とレストランの話しも書こうと思っていましたが、思いのほか書くことが多く長文になってしまいましたので、次に書こうと思います。
それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございます。もしよろしければ、『☆』、もしくは『読者登録』ポチをお願い致します。
これにて、失礼させて頂きます。