おはようございます。こんにちは。こんばんは。40代サラリーマンのやすべえです。
今回は、昨日投稿した淡い鏡面のアルミパネルの外壁が特徴的な【すみだ北斎美術館】(墨田区亀沢)。アクセスや気なる見どころは?の話しが前編と途中になっていましたので、その続きについて書いていきたいと思います。おそらく、記事を書いている途中で気が変わり、大きな脱線などが無ければ今回の後編で終わりになるかと思います。
因みに、その時に投稿した記事のリンクを以下に貼らせていただきます。気になる方は、少し寄り道してみてください。
前編では、すみだ北斎美術館への行き方や外観などについて、私が撮った写真を交えながら紹介しています。
この後編では、いよいよ美術館の展示室へと入っていきます。撮影禁止作品も少なく、室内も撮影可能なためシャッターを切る枚数も必然的に増えてしまいました。(笑)
良かったと思える写真を中心に掲載しつつ、話しを進めていきたいと思います。
それでは、はじめて行きたいと思います。
観覧料について
観覧料は以下の通りとなっています。
AURORA(常設展示室)
1.一般 400円(団体320円)
2.高校生、大学生、専門学校生、65歳以上 300円(団体240円)
※高校生・大学生・専門学校生の方は生徒手帳・学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証・運転免許証など)をご提示ください。AURORA(常設展示室)観覧料が無料となる方
1. 未就学児童、小学生、中学生(生徒手帳や年齢を証明するものをご提示をお願いいたします。)
2. 墨田区内の高等学校に在学している高校生及び引率者が教育課程に基づいて観覧する場合(事前にご連絡をください。区外の高等学校に在学している高校生は有料となります。
3. 身体障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方及びその付添いの方(付添いの方は当該手帳をお持ちの方1名につき1名まで。入館の際は障がい者手帳等のご提示をお願いいたします。)
4. 幼稚園児、小・中学生及び保育所に入所する児童の引率者が教育上または保育上の目的のために観覧する場合(事前にご連絡をください。)企画展
展覧会ごとに異なります。詳しくは、各展覧会のページをご覧ください。引用:すみだ北斎美術館-ご利用案内 より
我が家は、私と妻が一般扱い、娘が中学生なので観覧料が無料となるのですが、前述のご利用案内にも明記されていますが、生徒手帳や年齢を証明するものをご提示という事でしたが、すっかり忘れてしまいその旨を説明したところ、受付の女性の方に通っている中学校名を聞かれ、伝えたところパスさせていただけました。(ありがとうございました。)
それでは、いよいよ館内に入っていきます。
4階にある常設展示室AURORA
館内は、地下1階から地上4階までの5層からなる建物になります。
前編内でも書かせていただきましたが、我が家が訪れたタイミングは、企画展が実施されていないタイミングで訪れたため、入れるフロアは常設展示室AURORAのある4階のみとなります。
4階へは、1階の入口正面奥にあるエレベーターで上がれ、エレベーターを降りると、こんな景色を目にします。外装もさることながら、内側もモダンな作りとなっています。
写真では分かりづらいですが、写真の右隅に見えるのが受付になり、常設展示室AURORAへはそこから入ります。
常設展示室AURORA内へ
それでは、常設展示室AURORAへと入ります。
常設展示室AURORAに入る左側の壁面には、葛飾北斎の代表作富嶽三十六景の神奈川沖浪裏が描かれています。
葛飾北斎の年代別作品が壁に沿って展示
また、フロアガイドを見ていてだければ、お分かりいただけるかと思いますが、常設展示室AURORA内はスペース的には狭く、葛飾北斎の年代別作品が壁に沿って展示されており、フロア中央に体験できるデジタル展示物や、北斎のアトリエなどが再現した模型などが展示されています。
下の写真は、2番目の「習作の時代」北斎が1歳から35歳までの作品を展示しているコーナーになります。
中央部には、北斎作品を体験できるデジタルツールが設置
展示室中心部のコーナーになります。
展示室内部は、上部はミラーで、全体は黒を基調としたモダンな作りとなっています。また、こちらには、北斎の作品の他に、作品をデジタルを通し体験し触れることが出来る展示もあります。娘は、楽しそうに体験していました。
北斎の住居兼アトリエの模型
この他に、北斎の住居兼アトリエの模型もあります。
北斎と一緒いるのは娘の阿栄(おえい)で、肌の質感など非常にリアルに再現されています。実は、パッと見ただけでは気づきませんが、しばらく同じ場所にいると、北斎と娘の阿栄が動くことに気づきます。
動くといっても、立ったり座ったりと明らかに気づくレベルではなく、気持ち腰をあげ、筆を走らせる違和感レベルの為、気づいた時に思わずゾクッとしてしまいました。
錦絵ができるまでの展示
北斎の富嶽三十六景の1つ神奈川沖浪裏の錦絵が出来るまでの摺り工程を伝える展示や、実際の版木も展示されています。
とここまで、少し駆け足となりましたが、以上で、常設展示室AURORA内の紹介を終わりにしたいと思います。
観覧後の楽しみミュージアムショップ
観覧後は、やはりこの場所という事で、 最後にミュージアムショップをご紹介しておきたいと思います。
ミュージアムショップは、1階エントランスに設置され、企画展にあわせた図録やリーフレットをはじめ、所蔵品をモチーフにしたオリジナルグッズ、北斎を主とする浮世絵グッズやアートデザイングッズ、“メイドインすみだ”の商品などを揃えております。
また、嬉しいことに、観覧券をお持ちでないお客さまもご利用いただけます。
因みに、こちらが我が家の戦利品となります。サイコロ型のパズルに、クリアファイル、そしてメモ帳の3品。
折角なので、それぞれ単体の写真も撮ってみました。
サイコロ型のパズル。6面の絵に関しては、いずれも富嶽三十六景の「凱風快晴」、「神奈川沖浪裏」、「甲州石班澤」、「甲州三坂水面」、「東海道程ヶ谷」、「山下白雨」となっていました。
神奈川沖浪裏のクリアファイル。
同じく神奈川沖浪裏のメモ帳。
大切に使いたいと思います。
クリアファイルに関しては、観光地ごとに購入しコレクションしているので要保管になるかなぁ…。
さいごに
2回に分け投稿させていただいたすみだ北斎美術館は、如何だったでしょうか?
こういった状況でなければ、オリンピック期間に合わせ、海外からの多くのお客さまが、日本の文化を求め来館されたのではないでしょうか?
私自身、日本に住んでいながら葛飾北斎について知らないことも多く、葛飾北斎について色々と知ることが出来ました。
そして、昨日、2021年7月20日(水)からは、新しい企画展「THE北斎 ―冨嶽三十六景と幻の絵巻―」がスタートしています。
8月22日(日)まで緊急事態宣言が発出されいますので、中々、外出は難しいかもしれませんが機会があれば、ぜひ、足を運んでみては如何でしょうか?
博物館情報
博物館名:すみだ北斎美術館
郵便番号・住所:〒130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号
TEL:03-6658-8936(9:30-17:30 休館日除く)
開館時間:9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌平日)、
年末年始(12月29日~1月1日)
上記以外にも臨時休館する場合がございます。引用:すみだ北斎美術館公式サイト より
おすすめ度(個人的な評価)※10段階評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆(8)
それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございます。もしよろしければ、『☆』、もしくは『読者登録』ポチをお願い致します。
これにて、失礼させて頂きます。
※記事内の写真はすべて、本体OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡとレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの組み合わせで撮影しています。